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スポーツカーって、安全装備は後回しになっていそう。そんなイメージを持っている方もいるかもしれませんね。
結論から言うと、ホンダ プレリュードはHonda SENSINGが標準で付いていて、オプションで足す必要はありません。ただし自動運転ではなく、あくまで運転を助ける機能です。
ここでは、どんな場面で何をしてくれるのかを、使う場面ごとに見ていきます。
プレリュードの安全装備はどこまで標準?
現行プレリュードはグレードが1つで、Honda SENSINGは全車に標準です。2027 Limited Editionでも同じ考え方で、安全装備の差で選ぶ必要はありません。
現行の6代目(型式6AA-BF1)は、標準車が6,179,800円です。2027 Limited Editionは6,306,300円です(ホンダ公式・2026年10月時点・税込み)。
どちらを選んでも、安全装備を追加で買う場面はほぼありません。
ホンダ公式の主要装備表に載っている主な機能を、使う場面ごとに並べるとこうなります。
| 使う場面 | 機能 | ざっくり言うと |
|---|---|---|
| ぶつかりそうな時 | 衝突軽減ブレーキ | 前の車や人に近づきすぎるとブレーキを助ける |
| ぶつかりそうな時 | 踏み間違い衝突軽減システム | ペダルの踏み間違いによる急発進を抑える |
| ぶつかりそうな時 | 急アクセル抑制機能 | 必要以上に強いアクセル操作を抑える |
| 高速道路・渋滞 | 渋滞追従機能付ACC | 前の車について加減速する |
| 高速道路・渋滞 | LKAS | 車線の中央を保つようにハンドル操作を助ける |
| 高速道路・渋滞 | トラフィックジャムアシスト | 渋滞中の車線維持を助ける |
| 夜道・標識 | アダプティブドライビングビーム | ハイビームの照らし方を自動で調整する |
| 夜道・標識 | 標識認識機能 | 読み取った標識をメーターに出す |
| 駐車・車線変更 | ブラインドスポットインフォメーション | 斜め後ろの車を知らせる |
| 駐車・車線変更 | 後退出庫サポート | バックで出る時に横から来る車を知らせる |
| 駐車・車線変更 | パーキングセンサー | 近くの障害物を音で知らせる |
細かい作動条件は、速度や天候で変わります。ここでは「何をしてくれるか」のイメージをつかんでおけば十分ですよ。

ぶつかりそうな時に助けてくれる機能
まず、事故を防ぐための機能から見ていきます。
衝突軽減ブレーキは、前の車や歩行者に近づきすぎた時に、警告やブレーキで知らせてくれる機能です。うっかり前を見ていなかった一瞬を助けてくれるイメージですね。
踏み間違い衝突軽減システムと急アクセル抑制機能は、アクセルを強く踏みすぎた時の急発進を抑えます。駐車場でブレーキと間違えた、という事故に備える機能なんです。
『ブレーキを任せておけば止まってくれるんでしょ?』と思うかもしれません。
ただ、ここは誤解しやすいところです。
衝突軽減ブレーキは、どんな場面でも止まれるわけではありません。速度や相手との角度、天候によっては作動しないこともあります。
あくまで「最後のひと押し」と考えて、ふだんの運転では自分でブレーキを踏む前提にしておきましょう。
高速道路や渋滞で楽になる機能
長い距離を走る方にとって、うれしいのがこのあたりの機能です。
渋滞追従機能付ACCは、前の車との距離を保ちながら、加速と減速を自動で助けてくれます。渋滞で止まったり進んだりする場面でも使えるので、足の疲れがかなり違いますよ。
LKASは、車線の真ん中を走るようにハンドル操作を助ける機能です。トラフィックジャムアシストは、渋滞中の車線維持を助けてくれます。
- 高速道路の長い移動
- 渋滞で止まったり進んだりする時
- 白線がかすれた道や工事区間
- 雨や雪で前が見えにくい時
例えば帰省の高速道路で、ACCとLKASを一緒に使うとします。アクセルとハンドルの細かい操作が減るので、運転の疲れ方がかなり変わるはずです。
もちろん、ハンドルに手を添えて前を見ておくのは変わりません。「操作が減る」と「運転しなくていい」は別の話なんです。
ACCの車間距離は何段階かで選べるのが一般的なので、最初は長めにしておくと落ち着いて使えますよ。具体的な設定方法は取扱説明書で確かめてみてください。
アダプティブドライビングビームは、夜道でハイビームの照らし方を自動で調整してくれます。対向車がいる時だけ眩しくならないようにしてくれるので、ハイビームを使う機会が増えますよ。
標識認識機能は、読み取った標識をメーターに出してくれる機能です。メーターは10.2インチのデジタル表示で、ナビとあわせてナビ・メーターの記事でも見ています。
駐車や車線変更を助ける機能
プレリュードは全幅1,880mm、全高1,355mmの低くて幅広い車です。駐車や車線変更が少し不安という方もいますよね。
- ブラインドスポットインフォメーション:斜め後ろの車を知らせる
- 後退出庫サポート:バックで出る時、横から来る車を知らせる
- パーキングセンサー:障害物に近づくと音で知らせる
クーペはリアが傾斜しているので、斜め後ろが見えにくくなりがちです。ブラインドスポットインフォメーションは、そこを補ってくれる機能なんです。
『上から見下ろすカメラは付いてる?』という質問もよく見かけます。
主要装備表で確かめた範囲では、マルチビューカメラシステムの記載はありませんでした。
その代わり、センサーで障害物や横から来る車を知らせてくれます。カメラが無いぶん、慣れるまでは降りて目で確かめるくらいの気持ちでいると安心です。
車の大きさや駐車場で困りやすい点は、サイズの記事で数字と一緒にまとめています。
プレリュードは自動運転できる?ハンズオフとの違い
『最近の車って、ハンドルを離して走れるんじゃないの?』という声もありますよね。
結論から言うと、プレリュードは自動運転ではありません。ハンドルから手を離して走れるハンズオフ機能も付いていません。
| 項目 | プレリュードのHonda SENSING | 自動運転のイメージ |
|---|---|---|
| 運転の責任 | 運転する人 | 条件によって車側 |
| ハンドル | 手を添えたまま | 手を離せる場面がある |
| 前を見ること | 常に必要 | 条件によって不要な場面がある |
| 名前 | Honda SENSING | ホンダの上位版はHonda SENSING 360など |

ホンダには、より機能の多いHonda SENSING 360という仕組みもあります。ただ、プレリュードに付いているのは「360」の付かないHonda SENSINGです。
ここが大事なところです。
ACCとLKASを一緒に使うと、車が勝手に走っているように感じる場面があります。それでも運転しているのはあくまで自分、という意識は手放さないようにしましょう。
運転支援は「運転する人を助ける機能」、自動運転は「条件付きで車が運転を担う機能」です。カタログや広告で言葉が混ざりやすいので、この違いだけ覚えておくと迷いません。
旧型プレリュードと比べると、安全装備はどう違う?
『昔のプレリュードの中古と迷っている』という方もいるはずです。
5代目(BB5・BB6・BB8)は2001年に生産を終えた車です。当時はまだ、衝突軽減ブレーキやACCのような運転支援が一般的ではない時代でした。
| 比べる点 | 現行6代目(BF1) | 旧型(5代目まで) |
|---|---|---|
| 生産時期 | 2025年9月発売 | 2001年に生産終了 |
| Honda SENSING | 標準 | 無い |
| 踏み間違い対策 | 標準 | 無い |
| 斜め後ろの車の知らせ | 標準 | 無い |
旧型には、今の車とは違う楽しさがあります。リトラクタブルライトや4WSに惹かれる気持ちもよく分かります。
ただ、毎日の通勤や家族を乗せる使い方なら、運転支援の差はかなり大きいです。旧型の中古を選ぶ時の注意点は、旧型プレリュードの中古の記事で詳しく見ています。
安全装備をきちんと働かせるための注意点
せっかくの機能も、センサーやカメラが汚れていると力を発揮できません。
フロントガラスの上のカメラや、バンパーのセンサーが雪や泥で覆われると、機能が一時的に止まることがあります。冬場や雨の多い時期は、出かける前にひと拭きしておくと安心ですよ。
- フロントガラスのカメラ前を汚れたままにしない
- バンパーのセンサー付近に泥や雪を付けたままにしない
- ステッカーやアクセサリーでセンサーをふさがない
- 警告が出たら取扱説明書で意味を確かめる
フロントまわりにエアロを付けたり、車高を下げたりすると、センサーの働きに影響が出る場合があります。カスタムを考えている方は、カスタムパーツの記事もあわせて読んでみてください。
フロントガラスを交換する時も、カメラの調整が必要になることがあります。修理や交換の時は、ホンダの販売店か対応できる工場に頼むのが確実です。
試乗で確かめておきたいこと
安全装備は、カタログを読むより一度体験したほうがずっと分かりやすいです。
- 販売店の人に、ACCとLKASの使い方を教えてもらう
- 交通量の少ない道で、ACCの加速と減速を体験する
- 車線変更の時に、斜め後ろの車の知らせ方を見る
- 駐車場でバックし、パーキングセンサーの音を聞く
- 警告の表示がメーターにどう出るかを見る
車内の装備や後部座席の広さは、プレリュードの内装の記事にまとめています。安全装備も含めて、全部標準で付くのがこの車のわかりやすいところです。
装備に納得できたら、あとは価格の話ですよね。値引きの目安と交渉の順番はプレリュードの値引き相場で確かめてみてください!
よくある質問
プレリュードの安全装備はオプションですか?
いいえ、Honda SENSINGは全車に標準で付いています。グレードが1つなので、安全装備の違いで迷う場面はほとんどありません。
プレリュードは自動運転できますか?
できません。Honda SENSINGは運転を助ける機能で、運転の責任は運転する人にあります。ハンドルから手を離して走るハンズオフ機能も付いていません。
Honda SENSING 360は付いていますか?
プレリュードに付いているのは「360」の付かないHonda SENSINGです。
360度カメラ(マルチビューカメラ)はありますか?
主要装備表で確かめた範囲では記載がありません。パーキングセンサーや後退出庫サポートなど、センサーで知らせる機能は付いています。
渋滞の時もACCは使えますか?
渋滞追従機能付ACCなので、渋滞で止まったり進んだりする場面でも使えます。作動条件は取扱説明書で確かめておきましょう。
旧型プレリュードにも安全装備はありますか?
5代目までの旧型は2001年に生産を終えた車で、衝突軽減ブレーキやACCのような運転支援は付いていません。毎日の足として使うなら、この差は大きいと考えておきましょう。
まとめ
- Honda SENSINGは全車標準。オプションで足す必要はない
- 衝突軽減ブレーキや踏み間違い対策で、ぶつかりそうな場面を助ける
- ACCとLKASで、高速道路や渋滞の運転が楽になる
- 駐車はセンサーで知らせる仕組みで、マルチビューカメラの記載は無い
- 自動運転でもハンズオフでもない。運転の責任は運転する人にある
- センサーやカメラの汚れは、機能が止まる原因になる





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