旧型プレリュードの中古相場と買う前の注意|BB5・BB6・BA系

旧型の2ドアクーペと整備記録簿が置かれた整備工場の前

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新型が出たのをきっかけに、昔のホンダ プレリュードが気になり始めた方も多いはずです。

『リトラの2代目か、VTECの4代目か、タイプSの5代目か』と迷いますよね。

どれを狙えばいいのか、型式の数字だけでは分かりにくいはずです。

結論から言うと、旧型は最終の5代目でも生産終了から20年以上たった車です。相場表より「その1台の状態」と「直せる店があるか」で選ぶのが近道なんです。

ここでは、型式ごとの違いと、買う前に見ておきたい点、新型BF1とのお金の差を表で見ていきます。

目次

旧型プレリュードの型式はどれ?世代ごとの早見表

先に結論

中古で探しやすいのは4代目(BA8・BB1・BB4)と5代目(BB5・BB6・BB8)です。リトラクタブルヘッドライトが欲しいなら2代目(AB)か3代目(BA4・BA5・BA7)になります。

まずは、どの型式がどの世代なのかを押さえておきましょう。

広告や車検証に書かれた型式を見れば、何代目なのかがすぐに分かります。

世代主な型式発売中古で探す時の目印
初代SN1978年電動サンルーフ。流通はかなり少ない
2代目AB1982年リトラ。デートカーとして大ヒット
3代目BA4・BA5・BA71987年リトラ継続。機械式4WSを採用
4代目BA8・BB1・BB41991年リトラ廃止。VTEC(H22A)のSi VTEC
5代目BB5・BB6・BB81996年タイプS(BB6・ATTS)。2001年に生産終了
6代目(現行)BF12025年9月5日e:HEVのみ・4人乗りクーペ

発売年は世代の登場年です。

![旧型プレリュードの世代ごとの型式と特徴をまとめた図解](fig:fig1)月や型式の細かい振り分けは資料によって違うことがあるので、気になる個体は車検証で確かめておきましょう。

世代ごとの流れはプレリュードの歴代モデル一覧で詳しく見ています。

「プレリュード ユーロR」は実在する?

『ユーロRのプレリュードを探してるんだけど見つからない』という声もありますよね。

実は「ユーロR」はアコードやトルネオに付いていた名前で、プレリュードにはありません。

4代目以降のプレリュードの名前は「Si」「SiR」「タイプS」などです。検索で混ざりやすいので、アコードの広告を見ていないか型式で確かめてみてください。

中古相場はいくら?1台ずつ値段が違う理由

『で、結局いくらで買えるの?』というのが一番知りたいところですよね。

ただ、旧型プレリュードの中古価格は、同じ型式でも1台ずつかなり違います。

流通台数が少なく、状態の差が大きいので、平均値を出してもあまり当てにならないんです。

この記事で金額を断定しない理由

旧型は在庫が数台入れ替わるだけで相場が動きます。この記事では金額を決めつけず、値段が上下する理由を整理しています。実際の価格は掲載中の在庫で確かめるのが確実です。

値段を左右するのは、主に次のような点です。

値段が上がりやすい値段が下がりやすい
タイプS(BB6)やSi VTECなど人気の仕様人気の薄い仕様・オートマ車
マニュアル車修復歴あり
純正状態に近い社外パーツで改造が多い
整備記録が残っている記録がなく前歴が分からない
サビが少ない・屋内保管下回りや床にサビ・腐食
走行距離が少ない距離が多く、メーターの交換歴も不明

同じ5代目でも、タイプSのマニュアルとオートマのおとなしい仕様では、別の車のように値段が開くこともあります。

リトラの2代目・3代目は、台数そのものが少ない車です。見つけたら比較相手がいないことも多いので、焦って決めないようにしましょう。

相場を見る時のコツ

『ネットで見た値段が高いのか安いのか、判断できない』という方も多いはずです。

旧型は、同じ条件の車が並ぶことが少ないので、1台だけ見ても高いか安いか分かりません。

そこでおすすめなのが、同じ型式・同じ変速機の車を、時期をずらして何度か見比べることです。

見比べる時にそろえる条件理由
型式(BB6とBB5など)仕様が違うと別の車と考えた方がいい
変速機(MTかATか)MTの方が値段が上がりやすい
修復歴の有無有りと無しでは比べられない
支払総額車両価格だけだと諸費用で差がつく

数週間〜数か月見ているうちに、「この条件ならこのくらい」という感覚がつかめてきます。

支払総額で比べるのも大事なところです。車両価格が安くても、整備費用や諸費用が高く設定されていることがあるからです。

型式別に、どこを見ておくといい?

型式ごとに、気にしておきたい場所が少しずつ違います。

細かい故障の話は個体差が大きいので、ここでは「買う前に聞いておくこと」に絞ってまとめますね。

BB5・BB6・BB8(5代目)

中古でいちばん探しやすいのが5代目です。

BB6のタイプSにはATTSという左右の駆動力を配分する仕組みがあり、ここが正常に動くかは販売店に確かめておきたいところです。

『タイプSと普通のSiRって見た目で分かる?』と迷ったら、車検証の型式と装備の説明を見比べてみてください。

BA8・BB1・BB4(4代目)

4代目からリトラが無くなり、VTEC(H22A)を積んだSi VTECが加わりました。

「プレリュード VTEC 中古」で探す方の多くは、この4代目と5代目のVTEC車です。

電子制御の4WS付きの個体なら、その機能が今も正しく動いているかを確認しておきましょう。

BA4・BA5・BA7(3代目)とAB(2代目)

リトラクタブルヘッドライトが付くのはこの2世代です。

リトラは開閉の仕組みが年数で弱りやすい部分です。試乗や現車確認の時は、何度か開け閉めしてもらうと安心です。

3代目は量産車で初めて機械式4WSを採用した世代です。後輪の切れ方に違和感がないかも見ておきましょう。

型式を問わず聞いておくこと
  • 整備記録簿があるかを確認する
  • タイミングベルトなど消耗品の交換時期を聞く
  • 下回りと床のサビを見せてもらう
  • 修復歴の有無を書面で確かめる
  • 部品が手に入らない時の対応を聞いておく
旧型プレリュードの中古を買う前に確認する6つの項目の図解

部品と整備、どこに頼む?専門店を探す理由

旧型で一番困りやすいのが、部品と整備先です。

生産終了から20年以上たつと、純正部品の中には手に入りにくいものも出てきます。

そこで頼りになるのが、旧型ホンダやプレリュードを得意にしている専門店です。

『近所のディーラーで見てもらえばいいんじゃない?』と思うかもしれません。

ただ、古い車の作業を断られたり、部品が出ずに時間がかかったりすることもあるんです。

買う前に、例えばこんなやりとりをしておくと安心です。

「この車、買ったあとも整備をお願いできますか?」

「はい、部品が出ないものは中古品やリビルト品で対応しています。」

こうした答えが返ってくる店なら、長く付き合いやすいはずです。

よくある失敗

価格の安さだけで遠方の個体を買い、近くに整備できる店が見つからない。旧型は買った後の通い先まで決めてから選びましょう。

維持費は新型とどれくらい違う?

旧型は車両価格が新型より安く見えても、毎年かかるお金は別の話です。

まずは新型BF1の数字を基準に置いて比べてみましょう。

項目新型(6代目 BF1・ホンダ公式)旧型(BB系・BA系)
車両本体価格6,179,800円(標準車・消費税込み)中古の個体ごとに違う
自動車税年36,000円(1.993L)登録から13年を超えると重くなる
燃費WLTC 23.6km/LWLTCの値は無い世代。新型より燃料代はかかりやすい
燃料レギュラー・40L仕様ごとに確認
安全装備Honda SENSING 標準今の衝突軽減ブレーキは無い
保証新車保証あり販売店の保証内容しだい

自動車税は、登録から13年を超えたガソリン車は約15%重くなる決まりがあります。旧型プレリュードはすべてこの対象です。

重量税も年数がたつと上がるので、車検の見積もりは前もって聞いておきましょう。

修理費は、壊れた場所と部品の手に入りやすさで大きく変わります。購入費とは別に、整備用の予算を残しておくのが現実的です。

新型の年間の維持費はプレリュードの維持費で詳しく計算しています。

新型BF1と旧型、どっちを選ぶ?

『新型は高いし、旧型の方がプレリュードらしい気がする』という方もいますよね。

どちらが正解というより、求めるものがまったく違う2台なんです。

旧型が向いている人
  • リトラやVTECなど、その時代の車そのものが好き
  • 整備や部品探しも楽しめる
  • 近くに頼れる専門店がある
  • 2台目として休日に乗る
新型が向いている人
  • 毎日の足として安心して乗りたい
  • 安全装備と燃費を重視する
  • 故障の心配をなるべく減らしたい
  • 新車保証の中で乗りたい

新型を選ぶなら、値引きと総額の考え方を先に知っておくと商談が楽になります。プレリュードの値引き相場で目安と交渉の順番をまとめています。

新型の年次改良の流れはプレリュードのマイナーチェンジ情報で確かめられます。

予算はどう組むといい?

旧型を買う時は、車両の支払総額だけで予算を使い切らないのがコツです。

予算の内訳考え方
車両の支払総額諸費用込みの金額で比べる
購入直後の整備費消耗品やゴム部品の交換を見込んでおく
毎年の税金・保険13年超の重課を前提にしておく
急な修理の予備費部品待ちで時間がかかることもある

『全部合わせると、思ったより高い』と感じるかもしれません。

ただ、ここを先に見ておくと、買った後に慌てずに済みます。

旧型の中古を探す時の手順

最後に、探し始めてから買うまでの流れをまとめておきますね。

旧型は「見つけたら即決」になりがちですが、手順を決めておくと失敗しにくくなります。

旧型プレリュードを探す流れ
  1. 欲しい世代と型式を決める(リトラか、VTECか、タイプSか)
  2. マニュアルかオートマかを決める
  3. 中古車ポータルで型式と条件を絞って在庫を見る
  4. 気になる個体の整備記録と修復歴を問い合わせる
  5. 現車を見て、下回りとリトラ・4WSなどの動きを確かめる
  6. 買った後に整備を頼める店を決めてから契約する

在庫は条件で絞ると、型式や変速機の違いがぐっと見比べやすくなります。

プレリュード買いたいドットコム

プレリュードの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、プレリュードの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

『全国で数台しか無いなら、遠くても買うべき?』と迷うこともあるはずです。

その時は、現車を見に行けるか、陸送費と整備の段取りまで含めて考えてみてください。

よくある質問

旧型プレリュードで一番探しやすい世代はどれですか?

流通の多さでいえば5代目(BB5・BB6・BB8)と4代目(BA8・BB1・BB4)です。2代目・3代目のリトラ車は台数がかなり少なくなっています。

BB6とはどんなプレリュードですか?

5代目のタイプSに当たる型式です。左右の駆動力を配分するATTSが付いているのが特徴です。中古で選ぶ時は、この機能が正常かを確かめておきましょう。

リトラのプレリュードは何代目ですか?

2代目(AB)と3代目(BA4・BA5・BA7)です。4代目からリトラは廃止されました。

プレリュードにユーロRはありますか?

ありません。ユーロRはアコードやトルネオの名前です。プレリュードの名前はSi、SiR、タイプSなどです。

プレリュードの専門店に頼むメリットは何ですか?

旧型ならではの弱いところを知っていて、部品の探し方にも慣れていることです。買った後の整備まで同じ店に頼めると安心です。

旧型の自動車税は新型より高いですか?

登録から13年を超えたガソリン車は自動車税が約15%重くなります。新型BF1は年36,000円で、旧型はこの重課の対象になります。

まとめ

この記事の要点
  • 中古で探しやすいのは4代目と5代目。リトラは2代目・3代目
  • 旧型の値段は1台ずつ違うので、平均の相場より状態で選ぶ
  • 整備記録・修復歴・サビ・リトラや4WSの動きを確認する
  • 買った後の整備先を決めてから契約する
  • 毎日の足なら新型、その時代の車が好きなら旧型
プレリュード買いたいドットコム

プレリュード買いたいドットコム 編集部

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