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『プレリュードって昔からある車だよね?』『リトラのプレリュードは何代目?』と、歴代モデルが気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、ホンダ プレリュードは1978年の初代から2001年の5代目の生産終了まで続き、約24年の空白を経て2025年に6代目(BF1)として復活したクーペです。リトラは2代目と3代目、四輪操舵(4WS)は3代目から採用されました。
世代ごとの型式と特徴を一覧で見ていきましょう。
プレリュードの歴代モデル一覧(型式つき)
プレリュードは全6世代。現行は6代目(6AA-BF1)で、ずっと2ドアのクーペとして作られてきた車です。
まずは全体を一覧で見ておきましょう。型式は一般に知られている記述で、発売月など細かい部分は資料によって差があります。
| 世代 | 主な型式 | 発売年 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 初代 | SN | 1978年 | 2ドアクーペ。電動サンルーフ |
| 2代目 | AB | 1982年 | リトラクタブルヘッドライト。デートカーとして大ヒット |
| 3代目 | BA4/BA5/BA7 | 1987年 | 機械式4WSを量産車で採用。リトラ継続 |
| 4代目 | BA8/BB1/BB4 | 1991年 | リトラ廃止。VTEC(H22A)のSi VTEC。電子制御4WS |
| 5代目 | BB5/BB6/BB8 | 1996年 | タイプS(BB6)にATTS。2001年に生産終了 |
| 6代目(現行) | BF1 | 2025年9月5日 | e:HEVのみ・4人乗りクーペ |
『何代目まであるの?』という疑問への答えは「現行が6代目」です。5代目と6代目の間には、約24年の空白があるんです。
ちなみに「型式」と「形式」はよく混同されます。車検証に書かれているのは「型式」で、プレリュードの場合はBF1やBB6のような記号の部分が世代を見分ける手がかりになります。

初代・2代目(SN・AB)はどんな車だった?
初代 SN(1978年)
初代プレリュードは1978年に登場した2ドアクーペです。当時としては珍しい電動サンルーフを備えていたことで知られています。
車名の「プレリュード」は、英語で「前奏曲・序曲」という意味です。ショパンなどの「前奏曲」と同じ言葉なんですね。
2代目 AB(1982年)
2代目で一気に人気車になります。低いボンネットにリトラクタブルヘッドライトを組み合わせた姿は、今見てもすっきりしていますよね。
この頃のプレリュードは、若い人のあこがれの車として「デートカー」と呼ばれました。同じ時代のトヨタ ソアラなどと並んで、当時を知る方には懐かしい名前だと思います。
2代目・3代目のプレリュードには、運転席側から助手席の背もたれを倒せるレバーがあった、と語られることがあります。デートカーらしい装備として「スケベレバー」というあだ名で呼ばれ、今でも話題に出る昔話の一つです。
3代目(BA4・BA5・BA7)とリトラ・4WS
「プレリュード 3代目」「三代目」で調べる方がとても多い世代です。1987年に登場し、平成元年(1989年)ごろもこのモデルが販売されていました。
3代目の一番の話題は、量産車として機械式の4WS(四輪操舵)を採用したことです。後ろのタイヤも少し向きを変えることで、曲がりやすさと安定感を両立させようとした仕組みなんです。
| 3代目の特徴 | 内容 |
|---|---|
| 主な型式 | BA4/BA5/BA7 |
| ヘッドライト | リトラクタブル(2代目から継続) |
| 4WS | 機械式を量産車で採用 |
| 時代 | 昭和の終わりから平成のはじめ |
『リトラのプレリュードが欲しい』という方は、2代目か3代目が対象になります。どちらも30年以上前の車なので、今は旧車として扱われていますよ。
リトラクタブルライトは、開閉の仕組みが壊れると部品探しに苦労することがあります。旧車を探す時は、ライトがきちんと開閉するかを見ておきましょう。
4代目・5代目(BA8・BB系)とVTEC・タイプS
4代目 BA8/BB1/BB4(1991年)
4代目で、ヘッドライトはリトラから固定式に変わりました。デザインががらっと変わったので、好みが分かれた世代でもあります。
走りの面では、VTEC(H22A)を積んだ「Si VTEC」が登場しました。4WSは電子制御になり、技術的にはかなり凝った車だったんです。
5代目 BB5/BB6/BB8(1996年)
5代目では、スポーツ寄りの「タイプS(BB6)」が設定されました。ATTSという、左右の前輪への力の配分を変える仕組みを持っていたことで知られています。
そして2001年、5代目をもってプレリュードは生産を終了します。クーペ人気が落ち着いた時代の流れもあったと言われ、ここで一度その名前は途切れました。
「プレリュード ユーロR」と思われがちですが、「ユーロR」はアコードに使われた名前です。プレリュードでは「Si」「SiR」「タイプS」などの名前が使われました。
旧型の中古相場や、買う前に見ておきたい点は旧型プレリュード(BB5・BB6・BB8・BA系)の中古相場と注意点で詳しく紹介しています。
6代目BF1でどう復活した?
約24年ぶりの復活が話題になったのが、現行の6代目です。2023年のジャパンモビリティショーではコンセプトモデルが展示され、そこから市販化へと進みました。
市販型は2025年9月4日に発表、9月5日に発売されています。歴代との違いを、現行の公式情報で比べるとこうなります。
| 項目 | 現行6代目(BF1) |
|---|---|
| 型式 | 6AA-BF1 |
| ボディ | 2ドアクーペ(ハッチバック式のテールゲート) |
| 乗車定員 | 4名 |
| パワートレイン | e:HEV(2.0L直噴エンジン+2モーター)のみ |
| 駆動方式 | FFのみ |
| 価格(標準車) | 6,179,800円 |
| 価格(2027 Limited Edition) | 6,306,300円(2026年8月20日発売) |
| 生産 | 埼玉製作所 寄居完成車工場 |
グランドコンセプトは「UNLIMITED GLIDE」で、グライダーがモチーフです。歴代のような速さの競争ではなく、気持ちよく滑空するような走りを目指した、と説明されています。
復活直後の反響も大きく、発売後およそ1か月で約2,400台の注文が入ったと報じられました。月間の販売計画が300台なので、その約8倍にあたる数字です。
その後は「高すぎる」「売れない」という声も聞かれるようになりました。販売の流れについてはプレリュードは売れない?で詳しく見ています。
『昔のプレリュードみたいにMTはないの?』と思った方もいるかもしれません。現行はe:HEVのみで、MTやTYPE Rの設定はありません。
発売後の変更点や今後の改良についてはプレリュードのマイナーチェンジと一部改良でまとめています。
- 2ドアクーペという形
- 低く構えたスタイル
- その時代の新しい技術を積む姿勢
- リトラや4WSは採用していない
- MTやガソリン専用車の設定が無い
- 価格帯は大きく上がった
プレリュードが今も有名なのはなぜ?
『乗ったことはないけど、名前は知っている』という方も多いですよね。プレリュードがこれだけ知られている理由は、いくつか重なっているんです。
- 2代目・3代目が「デートカー」として、当時の若い世代に強い印象を残した
- リトラや4WSなど、その時代の新しい技術を積んでいた
- 当時のテレビCMや雑誌を覚えている方が多い
- 2001年に途切れたことで、かえって「復活してほしい車」として語られ続けた
特に大きいのは、平成のはじめに青春を過ごした世代の思い出と結びついていることです。6代目の発表が大きなニュースになったのも、こうした背景があったからだと思います。
一方で、若い世代にとっては「新しく出てきたクーペ」という見え方かもしれません。同じ名前でも、年代によって受け取り方がまったく違うのが面白いところです。
世代ごとの「いまの探しやすさ」
| 世代 | 年数 | いま探す時の感覚 |
|---|---|---|
| 初代・2代目 | 40年以上前 | 台数はかなり少なく、旧車店が中心 |
| 3代目・4代目 | 30年以上前 | 旧車として扱われ、状態の差が大きい |
| 5代目 | 20年以上前 | 比較的見つかるが、改造車も多い |
| 6代目(現行) | 2025年〜 | 新車と、出始めの中古車 |
表の「感覚」は年数から見た一般的な傾向です。実際の台数や値段は時期で変わるので、探す時に確かめてみてください。
旧型・旧車のプレリュードを探す時の注意
「プレリュード 旧型」「プレリュード 中古車」で探している方は、現行型とは探し方を変えたほうがいいです。年式が古いぶん、1台ごとの状態の差がとても大きいんです。
- 型式(SN・AB・BA・BB)が希望の世代と合っているか
- 錆、特に車体の下回りとフェンダーまわり
- リトラクタブルライトや4WSが正常に動くか
- 整備記録が残っているか
- 改造の有無と、純正部品が残っているか
- 左ハンドルの逆輸入車かどうか
旧型のプレリュードは北米などにも輸出されていたため、まれに左ハンドルの逆輸入車を見かけることもあります。部品の入手性や車検の通しやすさが国内仕様と違う場合もあるので、販売店に確かめておきましょう。
ホンダの認定中古車は、比較的新しい年式が中心です。旧型は、旧車を扱うお店や個人売買で探すことが多くなります。
個人売買は値段が抑えられることもありますが、名義変更や整備の手間は自分で負うことになります。初めて旧車を買うなら、整備まで面倒を見てくれるお店から探すのが安心です。
例えばこんなやり取りがよくあります。
「30年前の車でも、普段乗りできますか?」
「整備次第ですが、部品が出るかは先に確かめておきましょう」
現行型の中古を検討している方は、プレリュードの中古車の選び方もあわせてどうぞ。
今のプレリュードは見られる?展示車と試乗
『実物を一度見てみたい』という方も多いですよね。現行の6代目は、ホンダの販売店で展示車や試乗車を置いている店があります。
ただ、すべての店にあるわけではありません。月間の販売計画は300台と多くないので、来店前に電話で展示車の有無を確かめておくと無駄足になりません。

新車で買うなら、値引きの考え方も先に知っておくと安心です。プレリュードの値引き相場と交渉の順番から読んでみてください。
よくある質問
プレリュードは何代目まであるのですか?
現行が6代目(型式6AA-BF1)です。初代は1978年、5代目が2001年に生産終了し、約24年後の2025年に6代目として復活しました。
リトラクタブルライトのプレリュードは何代目ですか?
2代目(AB)と3代目(BA4・BA5・BA7)です。4代目からは固定式のライトに変わりました。
4WS(四輪操舵)はどの世代にありますか?
3代目で機械式の4WSを量産車として採用し、4代目では電子制御になりました。5代目にも設定がありました。現行の6代目には4WSはありません。
プレリュードにセダンやワゴン、オープンカーはありましたか?
プレリュードは歴代を通じて2ドアのクーペとして作られてきた車です。セダンやワゴン、オープンカーを探している場合は、ほかの車種と比べてみてください。
車名のプレリュードにはどんな意味がありますか?
英語で「前奏曲・序曲」という意味です。音楽用語として使われる言葉が、そのまま車名になっています。
まとめ
- プレリュードは全6世代で、現行は6代目(6AA-BF1・2025年9月5日発売)
- 2代目・3代目はリトラクタブルライト、3代目は機械式4WSを量産車で採用
- 4代目でVTECのSi VTEC、5代目でタイプS(BB6)が登場
- 2001年に生産終了し、約24年ぶりにe:HEVのクーペとして復活
- 旧型は状態の差が大きいので、型式と整備記録を確かめて選ぶ





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