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『スポーツカーだし燃費は悪いんでしょ?』『ハイオクじゃないと走らない?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、ホンダ プレリュードのカタログ燃費はWLTCモードで23.6km/L、燃料はレギュラー、タンクは40Lです。満タンで走れる距離は計算上944kmですが、実際は走り方と季節で大きく変わります。
数字の意味と、毎月のガソリン代がいくらになるかを計算付きで見ていきましょう。
プレリュードの燃費はカタログでいくら?
現行プレリュード(6代目・BF1・e:HEV・FF)のWLTCモード燃費は23.6km/Lです。グレードは標準車と特別仕様車の2027 Limited Editionだけで、パワートレインは共通です。
ホンダ公式の主要諸元表にある燃費の内訳は、次のとおりです。
| 走行モード | 燃費(WLTC) | 想定している場面 |
|---|---|---|
| WLTCモード(総合) | 23.6km/L | 下の3つを合わせた値 |
| 市街地モード | 20.6km/L | 信号や渋滞の多い街中 |
| 郊外モード | 26.1km/L | 信号の少ない一般道 |
| 高速道路モード | 23.5km/L | 高速道路の巡航 |
面白いのは、いちばん燃費がいいのが「郊外」だという点です。ハイブリッドは、適度な速度で一定に走る時にエンジンとモーターをうまく使い分けられるんです。
市街地が20.6km/Lと下がるのは、発進と停止が多いからです。とはいえ、2.0Lのクーペとしてはかなり良い数字だと言えますよね。
なぜこの燃費が出せるのか。プレリュードのエンジンは、LFC型2.0L直列4気筒の直噴・アトキンソンサイクルです。そこに2つのモーターを組み合わせたe:HEVで、街中ではモーター主体で走ります。
エンジンとモーターの出力など細かい数字は、プレリュードのスペックにまとめています。
e:HEVはどうやって燃費を稼いでいるの?
『ハイブリッドって、結局どう動いているの?』という方も多いですよね。ホンダのe:HEVは、走る場面に合わせて3つの走り方を自動で切り替えます。
| 走り方 | 主に使う場面 | 動き方 |
|---|---|---|
| EVドライブ | 発進・低速 | 電池の電気でモーターだけで走る |
| ハイブリッドドライブ | 加速・街中の流れ | エンジンで発電し、モーターで走る |
| エンジンドライブ | 高速の巡航 | エンジンの力で直接タイヤを回す |
ポイントは、多くの場面で「タイヤを回しているのはモーター」だということです。エンジンは発電に回り、効率のいい回転で動かせるんです。
高速で一定に走る時だけ、エンジンが直接タイヤを回す走り方に切り替わります。高速道路モードの23.5km/Lが大きく落ちていないのは、この仕組みのおかげです。
ドライバーが切り替えを操作する必要はありません。普段どおり運転していれば、車が判断してくれますよ。
S+ Shiftを使うと燃費は悪くなる?
Honda S+ Shiftは、仮想8段の変速感とエンジン音の演出を加える制御です。メタル製のパドルシフトで、自分で「段」を選ぶ感覚が楽しめます。
ただ、回転を高めに保って走れば、そのぶんガソリンは使います。燃費を気にする日はS+ Shiftをオフにして、COMFORTやGTで走るのがおすすめです。
S+ Shiftをオフにしている時、パドルは減速の強さを選ぶセレクターとして使えます。下り坂で回生ブレーキを強めると、フットブレーキの出番を減らせますよ。
実燃費はどれくらいになる?
『カタログどおりに走るの?』という疑問が一番多いはずです。ここは正直にお伝えすると、実燃費はカタログより下がるのが普通です。
オーナーの記録や試乗記事を見ても、走り方や季節で数字はかなりばらつきます。この記事では「この数字が実燃費です」と言い切ることはしません。
その代わり、実燃費が下がりやすい条件をまとめました。
- 片道数kmの短い移動ばかりで、エンジンが温まる前に着く
- 冬場でエアコンの暖房をよく使う
- 渋滞の多い道を毎日走る
- SPORTモードやS+ Shiftで回転を上げて走ることが多い
- 高速道路を速めのペースで長く走る
- タイヤの空気圧が下がったまま走っている
特に冬は要注意です。エンジンの熱で暖房をまかなうため、モーターだけで走れる時間が減りやすいんです。
例えばこんな場面です。冬の朝、近所のスーパーまで3kmを往復するだけだと、エンジンが温まる前に着いてしまいます。こういう使い方が多いと、燃費の数字はぐっと下がります。
逆に、春や秋に郊外の道を一定のペースで流すと、カタログに近い数字が出たという声もあります。
満タンで何km走れる?航続距離を計算
プレリュードの燃料タンクは40Lです。燃費が分かれば、満タンで走れる距離は「燃費×40L」で計算できます。
| 燃費 | 満タン40Lの航続距離(計算値) |
|---|---|
| 26.1km/L(WLTC郊外) | 1,044km |
| 23.6km/L(WLTC総合) | 944km |
| 20.6km/L(WLTC市街地) | 824km |
| 20km/Lで走れた場合 | 800km |
| 18km/Lで走れた場合 | 720km |
| 15km/Lで走れた場合 | 600km |
20km/L・18km/L・15km/Lは、実燃費の幅をイメージするための仮の数字です。あなたの走り方に近い燃費で読み替えてみてください。
40Lをすべて使い切るまで走ることはまずありません。燃料計の残量警告が出たら早めに給油するので、実際に一度の給油で走る距離は、表の数字より短くなると考えておきましょう。
『40Lって小さくない?』と思った方もいるかもしれません。
確かに大きなタンクではありませんが、燃費が良いぶん、1回の給油で走れる距離は短くないんです。
例えば、東京から大阪までは高速道路でおよそ500km前後です。燃費18km/Lで走れたとしても、計算上は片道を給油なしで走れる距離ですね。
ただ、旅先で給油所を探して焦らないように、半分を切ったら早めに入れておくと気が楽ですよ。

ハイオクは必要?燃料はレギュラーでいい
「プレリュード ハイオク」で調べる方は多いですよね。結論から言うと、現行プレリュードの指定燃料は無鉛レギュラーガソリンです。
旧型のスポーツモデルや輸入スポーツカーには、ハイオク指定の車が多くあります。プレリュードも「スポーツカー=ハイオク」というイメージで検索されやすいのですが、現行BF1はレギュラー指定です。
『ハイオクを入れたほうが調子がいいのでは?』と考える方もいます。ただ、レギュラー指定の車にハイオクを入れても、燃費や力が目に見えて変わるとは言いにくいです。
1Lあたりの値段はハイオクのほうが高いので、毎回入れると年間の差は小さくありません。給油口のふたの裏や取扱説明書で、指定燃料を一度確かめておきましょう。
ちなみに旧型(5代目までのBB系・BA系)の燃料は、年式やエンジンで違います。旧型を検討中の方は旧型プレリュードの中古相場と注意点もどうぞ。
年間のガソリン代はいくら?
ここが一番知りたいところかもしれません。年間1万km走る場合のガソリン代を、燃費別に計算しました。
ガソリン価格は時期と地域で変わるので、ここでは仮にレギュラー1Lあたり170円として計算しています。
| 燃費 | 年1万kmで使うガソリン | 年間ガソリン代(170円/Lで計算) | 1か月あたり |
|---|---|---|---|
| 23.6km/L(WLTC総合) | 約424L | 約72,000円 | 約6,000円 |
| 20km/L | 500L | 85,000円 | 約7,100円 |
| 18km/L | 約556L | 約94,500円 | 約7,900円 |
| 15km/L | 約667L | 約113,300円 | 約9,400円 |
満タン1回ぶん(40L)の値段は、170円/Lなら6,800円です。
例えば、通勤で片道15km・月20日走る方なら、月600kmになります。年間だと7,200kmなので、表の金額のおよそ7割が目安になりますね。
走る距離が違うとどう変わる?
年間の走行距離でも、ガソリン代は大きく変わります。燃費18km/L・レギュラー170円/Lの仮定で、距離別に並べてみました。
| 年間走行距離 | 使うガソリン | 年間ガソリン代 | 1か月あたり |
|---|---|---|---|
| 5,000km | 約278L | 約47,200円 | 約3,900円 |
| 10,000km | 約556L | 約94,500円 | 約7,900円 |
| 15,000km | 約833L | 約141,700円 | 約11,800円 |
週末だけ乗る方と、毎日の通勤に使う方では、年間で9万円以上の差が出ることもあるんです。自分がどの行に近いか、一度考えてみてください。
- 1か月に走る距離をざっくり出す
- 走り方に近い燃費(表の20km/Lや18km/Lなど)を選ぶ
- 走る距離÷燃費で、使うガソリンの量を出す
- 近くのスタンドのレギュラー価格を掛ける
ガソリン代は維持費の一部にすぎません。自動車税や保険、タイヤ代まで含めた年間の総額はプレリュードの維持費は年間いくら?で計算しています。
燃費を良くするために普段できること
『せっかくならカタログに近づけたい』という方も多いはずです。特別なことをしなくても、普段の乗り方で差が出ます。
- 発進はゆっくり踏み、モーターで走れる時間を長くする
- 普段はCOMFORTやGTモードで走る
- 月に1回はタイヤの空気圧を確かめる
- 使わない荷物を積みっぱなしにしない
- 短距離の移動をまとめて、エンジンが温まった状態で走る
タイヤの空気圧は特に見落としがちです。指定の空気圧は運転席ドアの開口部などに貼られたラベルで確かめられます。
タイヤのサイズや交換費用、オイル交換の目安はプレリュードのタイヤサイズと交換費用で詳しく紹介しています。
- WLTC23.6km/Lと2.0Lクーペとしては良い
- 燃料はレギュラーで単価が安い
- 街中はモーター主体で静かに走れる
- タンクは40Lと大きくはない
- 冬や短距離ばかりだと燃費が落ちやすい
- 走りを楽しむと数字は下がりやすい

燃費だけで車を決めるのはもったいないですよね。値段と総額の考え方はプレリュードの値引き相場と交渉の順番から読んでみてください。
よくある質問
プレリュードの燃費はいくつですか?
現行型(BF1)のWLTCモード燃費は23.6km/Lです。内訳は市街地20.6km/L、郊外26.1km/L、高速道路23.5km/Lです(ホンダ公式の主要諸元表)。
実燃費はどれくらいですか?
走り方・季節・道路で大きく変わるため、一つの数字では言えません。冬や短距離中心だとカタログより下がりやすく、郊外を一定ペースで走ると近い数字が出ることもあります。
ハイオクを入れる必要はありますか?
ありません。指定燃料は無鉛レギュラーガソリンです。給油口のふたの裏や取扱説明書で確かめておきましょう。
燃料タンクの容量は何Lですか?
40Lです。WLTC総合の23.6km/Lで計算すると、満タンから空になるまでの距離は944kmになります。実際は残量警告が出たところで給油するので、これより短くなります。
年間のガソリン代はいくらくらいですか?
年1万km・レギュラー170円/Lで計算すると、23.6km/Lなら約72,000円、18km/Lなら約94,500円です。ガソリン価格で変わるので、近くのスタンドの値段で計算し直してみてください。
まとめ
- WLTCモード燃費は23.6km/L(市街地20.6/郊外26.1/高速23.5)
- 指定燃料は無鉛レギュラーで、ハイオクは不要
- 燃料タンクは40Lで、計算上の航続距離は944km
- 実燃費は冬・短距離・渋滞・スポーツ走行で下がりやすい
- 年1万km・170円/Lなら、ガソリン代は年7万〜11万円台が目安





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