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『スポーツカーっぽい見た目だし、乗り心地は硬いのかな』『毎日の通勤や家族を乗せる時に疲れない?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、ホンダ プレリュードはシビック TYPE R譲りの足回りに、硬さを切り替えられるダンパーを組み合わせた車です。モードを選べば街乗りで角が取れ、気になるのはむしろ19インチタイヤのロードノイズと後ろの見え方なんです。
試乗の前に知っておくと、短い時間でも見るべき所がはっきりしますよ。
プレリュードの足回りはどんな作り?
前はデュアルアクシス・ストラット、後ろはマルチリンク。そこにアダプティブ・ダンパー・システムが付いていて、走り方に合わせて減衰力を変えます。
まずはホンダ公式の資料から、乗り心地に関わる部分を抜き出しました。数字は現行型(6代目・BF1)の公式主要諸元表の値です。
| 項目 | 現行BF1の値・仕組み |
|---|---|
| フロントサスペンション | デュアルアクシス・ストラット |
| リアサスペンション | マルチリンク |
| ダンパー | アダプティブ・ダンパー・システム |
| タイヤ | 235/40R19 96W |
| ホイールベース | 2,605mm |
| トレッド 前/後 | 1,625/1,615mm |
| 車両重量 | 1,460kg |
| 最低地上高 | 135mm |
このシャシーはCIVIC TYPE R(FL5)の技術を受け継いだものです。『え、TYPE Rと同じなら硬いんじゃ…』と思いますよね。
実は、TYPE Rほどサーキット寄りの味付けにはしていない、と伝える試乗記事が多いんです。ダンパーの制御で、普段は路面の凹凸をいなす方向に振っているという声がよく見られます。
ホイールベース2,605mmは、クーペとしては長すぎず短すぎない数字です。後ろの席の人が跳ねにくいかどうかは、この長さと後輪の動き方で決まってきます。
車の大きさそのものについては、プレリュードのサイズと駐車場で詳しく見ています。
ドライブモードで乗り心地は変わる?
結論から言うと、変わります。プレリュードにはSPORT/GT/COMFORT/INDIVIDUALの4つのドライブモードがあります。
| モード | 向いている場面 | 乗り心地の傾向 |
|---|---|---|
| COMFORT | 街乗り・同乗者がいる時 | 当たりがいちばん柔らかい方向 |
| GT | 高速道路の長距離 | 落ち着きと安定感のバランス |
| SPORT | ワインディング | 引き締まり、反応が鋭くなる |
| INDIVIDUAL | 好みに合わせたい時 | 項目ごとに組み合わせて設定 |
表の「傾向」は、モードの狙いを言葉にしたものです。どれくらい違うかの感じ方は人それぞれなので、試乗で切り替えて比べてみてください。
例えば、家族を乗せて買い物に行く日はCOMFORT、一人で高速を走る週末はGT。こんなふうに使い分けると、1台で印象がかなり変わります。
Honda S+ Shiftは、e:HEVでありながら仮想8段の変速感を作る制御です。加速の時にエンジン音と回転が段を刻むので、運転している人の「体感の気持ちよさ」に効いてきます。乗り味が単調だと感じる方には、ここが評価されやすいポイントです。
パワートレインの細かい数字はプレリュードのスペックにまとめています。
静粛性とロードノイズはどれくらい?
『ハイブリッドだから静かなはず』と期待する方も多いですよね。発進から低速までは、モーターで走る場面が多いので静かです。
ただ、気をつけたいのはタイヤから入ってくる音です。235/40R19は、タイヤの側面が薄い扁平タイヤなんです。
- 路面の荒れた舗装や、継ぎ目の多い高速道路を走る
- 後席に人を乗せて、会話をしながら走る
- 冬にスタッドレスタイヤへ履き替えた
- タイヤがすり減ってきた
プレリュードにはアクティブノイズコントロールが標準装備されています。こもり音を打ち消す仕組みで、エンジン音が響きやすい場面で効いてきます。
一方で、アクティブサウンドコントロールでエンジン回転に合わせた音を「聞かせる」演出もあります。静かさだけを求める車ではない、ということは知っておきましょう。
試乗では、ぜひ一度オーディオを切ってみてください。BOSEプレミアムサウンド(8スピーカー)は標準装備ですが、音楽を流したままだと路面の音が分かりにくいんです。

高速道路ではどう感じる?
高速道路では、エンジンが回る場面が増えます。e:HEVは速度や加速の強さに応じてエンジンとモーターを使い分けるので、音の出方も場面で変わるんです。
| 場面 | 主に聞こえやすい音 | 見ておきたい点 |
|---|---|---|
| 街中の発進・低速 | ほぼ無音に近い走行音 | 段差を越えた時の音と揺れ |
| 一般道の巡航 | タイヤの音 | 路面が変わった時の音の差 |
| 高速の合流・追い越し | エンジン音と演出音 | 音の大きさが気にならないか |
| 高速の巡航 | 風切り音とタイヤの音 | 同乗者と普通に話せるか |
ロングドライブが多い方は、GTモードで高速を少し走らせてもらえるか聞いてみてください。短い区間でも、合流の時の音と巡航の静かさの差はつかめますよ。
試乗で確かめたい5つのこと
短い試乗だと、つい加速の気持ちよさだけで決めてしまいがちです。ここが大事なところで、乗り心地は「普段の道」で見ないと分かりません。
- 乗る前に、後席に座って頭上と足元の余裕を確かめる
- COMFORTで段差や荒れた路面を通り、突き上げの強さを見る
- オーディオを切って、時速40〜60kmのロードノイズを聞く
- GTやSPORTに切り替えて、同じ道で違いを比べる
- 駐車場でバックし、後ろの見え方とセンサーの音を確かめる
販売店の試乗コースは、きれいな道だけのことも多いです。可能なら「段差のある道を少し走れますか」と聞いてみてください。
例えばこんなやり取りです。
「家の近くに荒れた道があるので、似た道を走ってみたいんです」
「では、裏の道を少し回ってみましょうか」
こう伝えておくと、普段使いに近い条件で確かめられます。試乗車がある店は限られるので、来店前に電話で聞いておきましょう。
SPORTモードだけで試乗して「硬い」と判断してしまうことです。普段使うのはCOMFORTやGTのことが多いので、両方で比べてから決めましょう。
雪道は走れる?冬に気をつけること
『FFのクーペで雪道って大丈夫?』と心配になりますよね。
結論から言うと、スタッドレスを履いて慎重に走れば、雪の積もった道でも走れなくはありません。
ただし、プレリュードは駆動方式がFFのみで、4WDの設定がありません。そして最低地上高が135mmと低めです。
| 雪道に関わる項目 | 現行BF1 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 駆動方式 | FFのみ | 坂道発進や深い雪は苦手 |
| 最低地上高 | 135mm | 轍や積雪で車体の下を擦りやすい |
| 純正タイヤ | 235/40R19 | 同サイズのスタッドレスは高くなりやすい |
| スペアタイヤ | 無し(応急パンク修理キット) | 冬の遠出は備えを多めに |
いちばん気をつけたいのは、雪が深く積もった道や、除雪の後に残った雪の山です。車体の下が乗り上げると、タイヤが空回りしてしまうことも。
スタッドレスのサイズを小さくする「インチダウン」を考える方もいます。ただ、フロントにはφ350mmの大きなブレーキディスクとBrembo製キャリパーが付いています。
ホイールがブレーキに当たらないかは、タイヤ専門店や販売店で適合を確かめておきましょう。
毎日のように雪道を走るなら、4WDの車と比べてから決めるのが安心です。年に数回の雪なら、スタッドレスとチェーンの備えで乗っている方もいます。
後方視界は悪い?駐車のコツ
クーペの形をしたプレリュードは、ルーフが後ろに向かって低くなっています。そのぶん、リアガラスから見える範囲は狭めです。
『後ろが見えにくいと駐車が怖い』という方も多いはずです。実際、試乗記事でも後方視界は気になる点として挙がりやすいんです。
ただ、プレリュードにはHonda SENSINGの一部として、駐車や車線変更を助ける機能が付いています。
| 機能(標準装備) | 助けてくれる場面 |
|---|---|
| パーキングセンサー | 前後の障害物に近づいた時に音で知らせる |
| 後退出庫サポート | バックで出る時に、横から来る車を知らせる |
| ブラインドスポットインフォメーション | 車線変更の時、斜め後ろの車を知らせる |
これらはあくまで運転を助ける機能です。最後は自分の目でミラーと周りを見て確かめましょう。安全装備の中身はプレリュードの安全装備で詳しく紹介しています。
- 自宅や職場の駐車場で、全幅1,880mmが収まるか先に測る
- 最小回転半径5.7mを前提に、切り返しの回数を想定しておく
- 輪止めや段差で、低いフロントを擦らないよう手前で止める
- 慣れるまではドアミラーを少し下向きにして後輪付近を見る
最小回転半径5.7mは、小回りが得意な数字ではありません。狭い駐車場では、切り返しが1回増えるくらいの気持ちでいると焦らずに済みますよ。
荷物を載せた時の見え方も気になる方は、プレリュードの荷室の広さもあわせてどうぞ。
後席の乗り心地は?4人で乗るとどうなる?
プレリュードは乗車定員4名の2ドアクーペです。後席は「たまに人を乗せる」くらいを想定した広さだと考えておきましょう。
室内寸法は長さ1,730×幅1,475×高さ1,105mmです。全高1,355mmの低い車なので、後ろの席の頭上は余裕が大きくありません。
『友達を乗せて遠出したいけど、文句言われないかな…』と思うかもしれません。短い移動なら問題なくても、長時間だと背の高い方はきつく感じることもあります。
- ダンパー制御で段差の当たりが和らぐ
- 低速はモーター中心で静か
- モードで性格を変えられる
- 19インチの扁平タイヤでロードノイズが出やすい
- 後席の頭上の余裕は小さめ
- 後方の見え方が狭い
後席を大人がよく使うなら、試乗の時に家族や友人にも座ってもらうのが確実です。内装や後席の広さはプレリュードの内装と後部座席で写真付きでまとめています。

購入を本気で考え始めたら、値引きと乗り出しの話も気になりますよね。プレリュードの値引き相場と交渉の順番を先に読んでおくと、試乗のついでに見積もりの話もスムーズです。
よくある質問
プレリュードの乗り心地は硬いですか?
足回りはシビック TYPE R譲りですが、アダプティブ・ダンパー・システムで減衰力を変えられます。COMFORTモードでは街乗りでも角が取れていると感じる声が多いです。試乗でモードを切り替えて比べてみてください。
ロードノイズは大きいですか?
235/40R19の扁平タイヤなので、荒れた路面では音が入りやすいです。アクティブノイズコントロールは標準装備ですが、試乗ではオーディオを切って確かめるのがおすすめです。
雪道は走れますか?
FFのみで最低地上高は135mmなので、深い雪は得意ではありません。スタッドレスを履いて慎重に走ることが前提になります。雪の多い地域なら4WDの車とも比べてみてください。
後方視界は悪いですか?
クーペの形なので後ろの見え方は狭めです。パーキングセンサーや後退出庫サポートが標準で付きますが、最後はミラーと目視で確かめましょう。
試乗はどこでできますか?
試乗車を置いている販売店は限られます。来店前に電話で試乗車の有無を確かめておくと無駄足になりません。
まとめ
- 足回りは前デュアルアクシス・ストラット、後ろマルチリンク+アダプティブ・ダンパー
- ドライブモード4種(SPORT/GT/COMFORT/INDIVIDUAL)で乗り味が変わる
- 低速は静かだが、235/40R19タイヤのロードノイズは試乗で要確認
- 雪道はFFのみ・最低地上高135mmなので、深い雪では無理をしない
- 後方視界は狭めなので、センサー類と目視を組み合わせて駐車する





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